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シミ取りレーザー治療のメリット

シミ取りレーザー治療について、そのメリット・デメリットをきちんと理解できれば、光治療器などを用いた他のシミ治療法もより深く理解することができます。

そこで、レーザー治療について、そのメリットからお伝えします。

【メリット】

  • 特定のシミに対する有効性が実証的に確立している
  • 手軽に利用しやすい
  • 短期間で治療可能

 

特定のシミに対する有効性が実証的に確立している

シミを治療するための医療機器は、レーザー治療器以外に、光治療のための機器も含めて新機種が次々と登場していますが、レーザー治療器の最古参と言えるQスイッチ ルビーレーザーまでがいまだに多くのクリニックで現役として使用されているのはなぜでしょうか。

その理由は、レーザー治療の基本となる技術が、既にほぼ確立されているためです。

 

特に、Qスイッチ ルビーレーザーは、シミとして最も多く見られる紫外線を原因としたシミに対して、明確な有効性が実証されている点があります。(*1)

そして、その有効性から、シミに対する他の治療法が有効でない場合にQスイッチ ルビーレーザーが使用されることも多く、美容皮膚科においてQスイッチルビーレーザーは、「伝家の宝刀」と呼ばれることもあるほど(*2)、シミに対する確かな効果が認められています。

 

手軽に利用しやすい

Qスイッチレーザーを用いたシミ治療は、早ければ5分も掛からず終わります。

それは、一瞬のレーザーを複数回「パン、パン」と打つだけで治療自体が終わるためで、はじめてレーザー治療を受けた人は「えっ!もう終わったの?」という感想を持つくらい、手軽に利用できます。

 

短期間で治療可能

シミ治療は、塗り薬(トレチノインなど)を用いて行うこともよくありますが、効果が目に見えるようになってくるのに目安として3か月程度掛かります。(*3)

 

また、レーザー治療以外では、光治療というシミ治療の方法もありますが、光治療の場合は状況によって、効果が現れるようになるまで複数回クリニックに通うこともあるなど(多ければ10回近く)、期間が長く掛かることがあります。

 

一方、レーザー治療は、施術して早ければ1週間後にはシミが消えた状態を確認することができるくらい、短期間でシミの治療が可能です。

 

シミ取りレーザー治療のデメリット

しかし、レーザー治療にはデメリットもあります。

【デメリット】

  • 特定のシミに対して使用することができない
  • ダウンタイムがある
  • 戻りシミが発生する恐れがある

 

特定のシミに対して使用することができない

Qスイッチ レーザーは、肝斑(かんぱん)と呼ばれる女性に多く見られるシミの一種に対して使用すると、むしろシミの症状が悪化することがわかっています。

 

また、シミは様々な種類のシミが複合的に発生することも多く(*2)、Qスイッチ レーザーが有効なシミと、Qスイッチ レーザーを使用してはいけないシミの2種類が同じ場所にあるというようなケースも見られるため、そうした場合にはQスイッチ レーザーを使用することはできません。

 

そこで、そのような場合には、塗り薬(ハイドロキノンやトレチノインなど)や、飲み薬(トラネキサム酸)による治療を組み合わせながら、段階的にレーザー治療を行うなどの流れをとることもあります。

 

ちなみに、男性の場合はほとんど肝斑が発生することのないため、本項の点について問題になることはとても少ないです。そのため、男性は女性と比較してシミ取りレーザー治療を気軽に受けられます。

 

ダウンタイムがある

ダウンタイムとは、施術してから回復するまでの期間のことを言います。

Qスイッチ レーザーでシミの治療を行うと、概ね患部にかさぶたができることになるため、レーザー治療では主にこのかさぶたが落ちるまでの期間をダウンタイムと呼ぶことが多いです。

 

なお、レーザー治療後の患部は、外部からの刺激や紫外線から保護するために、保護テープ(遮光テープ・サージカルテープなどとも呼ばれます)を1週間~10日程度貼る必要があります。

この保護テープは、目立たないように肌色のものが多いですが、それでも顔に貼っていると目立ちます。

 

シミ取りレーザー治療後に貼る保護テープを貼った状態

 

そのため、この期間中に人と接すると、「その顔の跡どうしたの?」と聞かれることがあり、特にシミの治療をしたことを周囲に知られたくないという人などは、このダウンタイムをいやがります。

保護テープに関して

エアウォールUVというとても目立ちにくい保護テープが登場してから、エアウォールUVを使用するクリニックが増えてきました。このエアウォールUVというテープは透明で反射しにくいテープであるため、それ自体目立ちにくい上、そのテープの上からファンデーションを使用することもできるため、レーザー治療後のかさぶたをかなり目立たなくできるようになりました。以下のページにエアウォールUVの詳しい内容を記載しているため、もし興味のある方はこちらをご覧ください。

>> 見つけた!シミ取りレーザー後の目立たないテープ【かさぶた対策の決定版!】

 

“戻りシミ”が発生する恐れがある

レーザー治療後、約半数の人に”戻りシミ”と呼ばれる現象が発生すると言われています。

この現象によって、「せっかくレーザー治療したのに、再発した!」という声を聞くことがしばしばありますが、自然と消えるものですので、特に問題のあるものではありません。

 

詳しく説明すると、”戻りシミ”とはレーザー治療後、一旦はシミがきれいに消えたと思った頃(治療後1か月後あたり)に再度同じ箇所がシミのようになってしまう現象で、専門用語としては「炎症後色素沈着症(PIH)」と呼ばれます。

 

そして、この「炎症後色素沈着症(PIH)」は、顔に限らず腕や足などでもケガをした後にそのケガの箇所がシミのように色が変わる場合があるのと同様の現象です。

そのため、この”戻りシミ”と呼ばれる現象はレーザー治療に限らず人体の仕組みとしては異常なものではありません。

 

また、この”戻りシミ”と呼ばれる現象は6ヶ月程度でおおむね自然に治るため、本来は特に対処の必要もありませんが、塗り薬(ハイドロキノン)や飲み薬(トラネキサム酸・ビタミンCなど)を使うことで、その”戻りシミ”の期間を短くしたり、発生させなくできる場合もあるため、クリニックによってはこれらの塗り薬や飲み薬が処方されることもあります。

 

また、この”戻りシミ”に対しては、レーザー治療を受ける前にほぼ確実に説明を受けることになりますが、クリニックで経過観察をして、必要に応じて処置を受けられることもあります。

 

シミ取りレーザー治療のメリット・デメリットまとめ

Qスイッチレーザーの中でも、特にQスイッチ ルビーレーザーは多くの色素性のシミに対して非常に明快な有効性を示すため、”切れ味の鋭いレーザー治療”であると言われることがあり、シミ治療の王道でもあります。

ただ、Qスイッチ レーザーによるシミ治療は前述した通り相応のデメリットもあります。

 

しかし、他の光治療や、塗り薬、飲み薬による治療法も、当然それはそれでデメリットがあるため、Qスイッチ レーザーのメリットとデメリットをきちんと理解した上で治療を受けるのであれば、Qスイッチ レーザーによるレーザー治療はとてもわかりやすい治療法であると言えます。

 

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