シミにこわい活性酸素を一番わかりやすく理解するためのページ

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活性酸素が、なにやら体にとっても悪いということ。

聞いたことはあると思います。

 

でも、実際に活性酸素がどんなもので、その活性酸素に対して結局どのように対策したらいいのか。

よくわからない方も多いのではないでしょうか。

 

そこで、当ページでは、活性酸素とは何かということを、リンゴの変色植物の例から分かりやすくお伝えした上で、ビタミンCの効果的な利用という具体的な対策までお伝えしています。

また、最後には、詳しく知りたい方向けの内容も記載しているため、ざっと知りたい方から詳しく知りたい方まで、参考にしてみていただければと思います。

 

 

活性酸素とは

まずはじめに、活性酸素とは何かということから簡単に説明すると、読んで字のごとく「活発な酸素」になります。

 

では、何が活発なのかというと、酸化させる力が活発なものが活性酸素となります。

 

ここで、いきなり「酸化」という、知っているようでよくわからない言葉が出てきますが、よく挙げられる例は、リンゴを切ると、断面が次第に茶色く変色する話です。

 

この酸化というのは、リンゴを切ることによって、リンゴの断面が外の空気(酸素)と結びつくために起こるものですが、活性酸素は体の中まで酸化させるため、よく健康食品や美容品の販売員が「活性酸素で酸化が体の中で起こるんですよ!こわいですよねー!」と言っているのを聞いたことがある人も多いのではないでしょうか。

 

この”体の酸化”を脅し文句として健康食品や美容品を売りつけようとすること自体どうなのかという点はありますが、実際にこの酸化が体の中で起きているのは事実です。

 

そして、リンゴの断面にビタミンCを塗っておくとリンゴの変色(酸化)を防ぐことができるのと同様、人間の体もビタミンCを摂取することによって酸化を防ぐことができるということで、実はこの点が重要なポイントとなります。

 

 

活性酸素には、ビタミンC

ここで、なぜリンゴの断面にビタミンCを塗ることによって変色(酸化)を防ぐことができるのかということを説明すると、ビタミンCが身代わりになって酸素と結びついてくれるからです。

 

つまり、ビタミンCは酸素と結び付きやすい性質があるため、これをリンゴの断面に塗っておくと、本来はリンゴ本体の方が酸素と結びついて酸化するところを、ビタミンCの方が代わりに酸化してくれるということになります。

 

そして、このようなビタミンCの特性は、自然界でも当たり前のように活用されていることで、例えば植物はビタミンCを自ら作り出すことで、活性酸素から体を守っています。(*1)

 

ビタミンCを自ら作り出して、活性酸素から身を守る植物

ここでひとつ、活性酸素を増やす原因を挙げると、ひとつに紫外線が大きな要因としてあります。

そして、紫外線を浴びると活性酸素が増えるのは人間だけでなく、植物も同様です。

 

この点については、植物は光合成をするために日光に当たる必要があるのは小学校で習った通りですが、一方で紫外線を浴びすぎてしまうと、植物でも活性酸素が増えてうまく育たなくなってしまうという面もあります。

また、植物は動くことができないため、上手に紫外線を避けることができません。

 

そこで、植物がどうするかというと、自ら一生懸命ビタミンCを作り出すことによって、うまく活性酸素による害を調整しながら育っているんですね。

 

 

このように、ビタミンCは活性酸素への対策に非常に重要な役割を果たすことは、植物の事例からよく理解いただけたと思います。

 

ただ、人間はビタミンCを体内で作り出すことができないですよね。

そのため、人間はビタミンCを外部から積極的に摂取する必要があるということになります。

 

ちなみに、人間以外の哺乳類もビタミンCを生成する能力があるのですが、なぜ人間はビタミンCを作り出す能力を捨ててしまったかというと、動いて紫外線を避けられるということや、外部から摂取できるという理由はもちろんあるのですが、「脳にエネルギーを集中させるため」と考えられています。これは、元々、ビタミンCはブドウ糖から生成するのですが、人間はブドウ糖を脳のエネルギーとして最大限に活用するため、ブドウ糖からビタミンCを作り出す能力を捨てたと考えられています。

 

 

活性酸素から身を守るために、ビタミンCをいかに摂取したら良いのか

ここまでお伝えしてきた内容で、活性酸素から身を守るために、ビタミンCを摂取することがどれほど重要であるか、理解いただけたと思います。

 

それでは、ビタミンCをいかに摂取したら良いかということが気になる方も多いのではないでしょうか。

その内容については、このページで記載すると長くなってしまうため、以下のページにまとめてあります。

そこで、ビタミンCの摂取方法について詳しく知りたい方は、以下のページをご覧ください。

 

>> シミ対策として私がやってるビタミンCの摂り方

 

一応、当ページでも概要だけお伝えしておくと、ポイントとしては以下の点があります。

 

ビタミンC摂取のポイント

  • ビタミンCは尿として流れやすいため、数時間ごとに断続的に摂取する必要がある
  • 一度にたくさん摂取した場合にも、尿として流れてしまうため、一度の摂取に最適な分量がある
  • ビタミンCの大量摂取によって、驚くほどの効果がある可能性がある

 

活性酸素の原因と、まとめ

以上、活性酸素についてと、その対策として大切となるビタミンCについてお伝えしてきました。

 

なお、当ページでは、活性酸素についてわかりやすくお伝えするために、ポイントを絞ってお伝えしました。

もちろん、活性酸素を増やす原因としては、当ページでお伝えした「紫外線」も含めて以下のようなものがあり、これらへの対策も当然重要です。

 

【内発的な原因】

  • ストレス(最大の原因)
  • 過度の運動

 

【有害物質の摂取】

  • タバコ
  • アルコール
  • 食品添加物
  • 過酸化脂質の食品(スナック菓子・インスタントラーメンなど)
  • 排気ガス、有毒ガス(工場排煙など)
  • 病原菌
  • 薬物、劇物(農薬・除草剤など)

 

【外部からさらされる脅威】

  • 紫外線
  • 電磁波
  • 超音波
  • 放射線(レントゲン・CT・MRI)

 

ただ、このように活性酸素の原因を挙げると、結論が「悪いものは極力排除して、体に良い生活をしましょう」という当たり前すぎるものとなってしまうため、結局なんの行動も起こせない結果となってしまいます。

 

そこで、オススメなのが、「難しいことは置いておいて、まずはビタミンCの摂取からはじめてみる」ということです。

これは、管理人の実体験に基づくものです。

 

ビタミンCの摂取をはじめると、自然と「悪いものは極力排除して、体に良い生活をしよう」という意識が芽生えてきます。

なぜならば、せっかくビタミンCをコツコツと摂取しているにも関わらず、体に悪いものを摂取してしまうと、摂取したビタミンCが無駄になってしまっているような”損した気分”になるためです。

また、ビタミンCを摂取しだすと、「もっと体に良いことをしよう」という意識も出てくるため、徐々に良いサイクルが生まれだします。

 

このように、あえて手段から入るのもひとつの方法ですので、上手に活性酸素への対策を進めてみてください。

 

 

さらに詳しく知りたい人へ: 活性酸素 悪玉説は本当?

ここまで、活性酸素とそれに対するビタミンC活用の点をお伝えてきましたが、最後に活性酸素は必ずしも悪い面だけではないということをお伝えしておきます。

 

活性酸素の原因については、前項で列挙しましたが、全て体に害を与えるそうそうたるものたちです。

ただ、それら体への害に対して活性酸素が増えているということは、実は、活性酸素は体にとって必要だから発生しているという面もあります。

 

例えば、体の中に細菌が入ってくると、白血球がそれら外敵と戦ってくれますが、人体の中では活性酸素の「ヒドロキシルラジカル」や「次亜鉛素酸イオン」という物質を利用して、細菌に立ち向かっているという実態もあります。

この作用については、植物も同様で、活性酸素によって病害虫や病原菌による傷病を防いでいることがわかっています。(*2)

 

また、シミができるメカニズムにも活性酸素が関係していますが、このシミも、そもそもは有害な紫外線に対抗するためにできているものですので、必要だから作られているという面もあります。

 

この点については、ハイドロキノンのページにおいて、「いかにハイドロキノンが作用するか」を説明した以下の図がわかりやすいです。

 

 

シミ(メラニン)は、「チロシナーゼ」という酵素が、シミになる前段階の物質に働きかけてメラニンになるのを促進していますが、活性酸素が増えるとこの「チロシナーゼ」の促進作用がさらに速まります。

 

これは、紫外線の害を受けることによって、「早くシミを作って紫外線による害を防ごう!」とするものですので、本来は必要な作用であると言えます。

 

これらのことから、実は活性酸素も必要な面もあるということで、物事は両面見ることが大切であるということとなります。

 

そこで、植物から学ぶ知恵として私たちがとるべきは「活性酸素と上手に付き合う」というスタンスで、病原菌と戦うなど活性酸素の必要な機能を上手に活用しながら、ビタミンCを使って活性酸素のデメリットをうまく調整するというのがバランスの良い考え方です。

 

参考文献

(*1)森村 洋子 園芸文化研究所「植物はなぜビタミンCを多量に合成するのか」
(*2)筑波大学 生命環境科学研究科「植物が活性酸素を制御する仕組みを解明」