シミ予防、実は冬こそ差がつくんです!秋田美人のデータから検証しました。

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秋田美人。

この言葉を聞くだけで、なんかあこがれちゃいますよね。

 

でも、秋田美人ってなんでシミが少なくて肌がきれいなんだろう?

って疑問に思いませんか。

 

そこで、当ページでは、秋田美人に学ぶ美肌の秘密を、データから検証してみました。

 

日照時間のデータから見る、秋田美人の秘密

まず、秋田美人の秘密というと、以下のように聞いたことがある人がいると思います。

 

秋田は雪国で、日照時間が短いから、秋田美人は肌がきれい

 

これ、実際はどうなんでしょうか?

データで検証してみました。

 

東京と秋田の日照時間の比較

以下のグラフは、東京と秋田の日照時間を、月ごとに比較したものです。

 

1月から12月まで東京と秋田の日照時間をグラフにしたもの。1月2月11月12月に秋田の日照時間が東京と比較して大きく減っている

このグラフは、気象庁が公表している気象データに基づいて作成したものです。

データソース:気象庁 『平年値(年・月ごとの値)』東京秋田

 

このグラフをまずパッと見ると、まず秋田の日照時間が冬場(11月から3月)になると、グンと少なくなっているのがわかります。

 

1月から12月まで東京と秋田の日照時間をグラフにしたもので、1月2月11月12月に秋田の日照時間が東京と比較して大きく減っている点をより強調した画像

この理由は、よく言われる通り、「秋田は雪国で、冬場は分厚い雲に覆われるため、日照時間が少なくなる」ためと考えられます。

 

一方、5月から10月の春から夏場にかけては、なんと東京よりも秋田の方が日照時間が多いという結果に。

これは、意外な感じで驚きですね。

 

冬場の紫外線対策が、秋田美人かそうでないかの違いを生む

そして、このグラフから見られる結果から、どのように理解できるかというと、「冬場の紫外線対策こそ、秋田美人かそうでないかの違いを生む」ということになります。

 

これ、言われてみれば当たり前のことのような気がしますが、実際問題として、多くの女性たちがやっていることがどうかというと、冬場ではなく夏場にばかり紫外線対策の意識が集中しているという現状があります。

 

夏場に紫外線対策するのは当然、冬こそ差がつく

このような現状に対して、もちろん紫外線が強くなる夏場に紫外線対策することは当然、重要です。

むしろ夏場の日照時間が多い秋田の人の方が頑張らなければいけないくらいです。

 

しかし、差がつくポイントはどこかというと、冬場の紫外線対策です。

実は、ここが大きな盲点で、夏場に一生懸命になって紫外線対策をしているにも関わらず、シミに悩む人が多いのは、この点が原因であると言えます。

 

冬場は紫外線が弱くなるからという理由で、冬場の紫外線対策をおざなりにするのではなく、「差がつく冬場」こそ紫外線対策をしっかりと考えてみてください。

 

 

冬場の紫外線対策、どのようにすればいいのか

ここまで、「冬場の紫外線対策こそが違いを生む」ということについてお伝えしてきましたが、それでは実際に、冬場にどのような対策をしたら良いのでしょうか。

 

引き続き、先ほどの気象庁のデータから考えてみたいと思います。

 

気象庁のデータから見る、冬場に必要な紫外線対策

以下の表は、先ほどのグラフで使用した気象庁のデータを、数値で一覧にしたものです。

後で結論をお伝えするため、頑張って表を見る必要はありませんが、一応、根拠として数字をお示ししておきます。

 

1月 [東京]184.5 [秋田]39.9
2月 [東京]165.8 [秋田]62.5
3月 [東京]163.1 [秋田]124.7
4月 [東京]176.9 [秋田]170.4
5月 [東京]167.8 [秋田]182
6月 [東京]125.4 [秋田]176.2
7月 [東京]146.4 [秋田]150.3
8月 [東京]169.0 [秋田]193
9月 [東京]120.9 [秋田]153.8
10月 [東京]131.0 [秋田]145.4
11月 [東京]147.9 [秋田]82.7
12月 [東京]178.0 [秋田]45.1

数字は、日照時間の、月あたりの時間です。

データソースは、先述のグラフで使用した気象庁のデータと同一

 

ここから更に、日照時間の差が大きい冬場(11月~3月)を抜き出して、月ごと、日ごとの平均の日照時間の差を表したものが、以下になります。

 

11月 東京-秋田 日照時間の差 [1月分合計] 65.2 時間
[1日の平均] 2.1 時間
12月 東京-秋田 日照時間の差 [1月分合計] 132.9 時間
[1日の平均] 4.2 時間
 1月 東京-秋田 日照時間の差 [1月分合計] 144.6 時間
[1日の平均] 4.6 時間
 2月 東京-秋田 日照時間の差 [1月分合計] 103.3 時間
[1日の平均] 3.6 時間
 3月 東京-秋田 日照時間の差 [1月分合計] 38.4 時間
[1日の平均] 1.2 時間

 

ここで、日照時間の差を見てみるとどうかというと、冬場の日照時間の差(11月~3月)は東京と秋田で1日当たり平均1時間~4時間程度ということがわかります。

 

これは、日焼け止めなどに書かれているSPFの値からすると、SPF3~SPF12程度となります。(SPFは値が1増えると効果時間が20分長くなるという意味)

 

なお、この条件については、晴れている日もあれば曇っている日もあるため、一概には言えません。

ただ、少なくとも冬場にSPF50(持続時間1000分:約16時間半)もの日焼け止めは必要ないということは言えます。

 

UVBは冬場に激減する、ポイントはUVA

また、日焼け止めで示されるSPFという数値は、UVBと呼ばれる紫外線の一種に対する防御値を示していますが、UVBは冬場に入ると激減するという特徴があります。

 

この点は、同じく気象庁のデータに基づいて作成した、以下のグラフからもわかります。

 

札幌とつくばのUVB照射量をグラフにしたもの。札幌とつくばでそれほど大きな差は見られないが、双方とも冬場にかけてUVB照射量がさがり、夏場に上がっている山なりのグラフとなっている。

UVB量のデータとして気象庁が公表しているデータは、札幌・つくば・鹿児島・那覇・昭和基地のみとなるため、東京・秋田に相対的に近い、札幌・つくばのデータに基づいてこのグラフは作成しました。

データソース:気象庁 『日積算UV-B量の月平均値』札幌 つくば

 

このように、UVBは冬場に激減するため、何が冬場の紫外線対策でポイントであるかというと、実はUVAという紫外線の一種となります。

 

冬場はUVAこそ要注意

紫外線の一種であるUVAは、年間を通して日照量の変動が少ないという特徴があります。

また、UVAは紫外線全体の95%を占める上、雲やガラスを透過するため、専門家から「行動様式によっては1日に浴びるUVAの量に1000倍もの差があり得る」と言われるほど、大きな差を生むものとなっています。

そのため、特に冬場はUVAが要注意となります。

 

なお、このあたりのUVAについての詳しい内容については、以下のページでまとめているため、詳しく知りたい方はこちらをご覧ください。

 

>> 光老化とは-シミ予防のために最も大切なこと。

 

UVAに対する具体的な対策

シミに対しては、これまで日焼けを促進するUVBと呼ばれる紫外線ばかりが注目されていましたが、近年ではUVAによる影響が無視できないと、多くの専門家が警笛を鳴らしています。

 

そして、このUVAに対して、日焼け止めではPAという値で示されており、「PA+」から「PA++++」まであります。

このPAに対する目安として、日本皮膚科学会では、日常生活におけるUVAの予防には、「PA+」程度で十分と示しています。

 

PA+程度であれば、強い日焼け止めと比較して肌への刺激も少ないです。

また、PAはSPFと違って効果時間を表すものではないため、あまり時間にナーバスになる必要もありません。

 

そこで、冬場の紫外線対策には、PAの値を見て、上手にUVA対策を進めて頂ければと思います。

 

冬場のシミ予防の重要性について、まとめ

ここまで、気象庁のデータを用いて、冬場の紫外線対策、特にUVA対策の重要性についてお伝えしてきました。

きちんと理解して、適切に対策をすれば、あこがれの秋田美人に近づけるかもしれません。

そのためにも、当ページの内容が参考になれば幸いです。